会報16号の発送遅延について

田川です。

会報16号は版下貼り込みを完了しています。
が、12月29日午前、忘年会のためのワインを取ろうとした瞬間、突発事態が発生しました。

いわゆるぎっくり腰です。持病です。
去年、某女子大の教壇で動けなくなってからしばらく注意はしていたのですが。
1日30時間くらい(笑)パソコン前に座っていたので仕方ないかもしれません。

ということで、腰の激痛で裁断作業ができません。裁断ができたとしても折りがきついです。折りができたとしてもホチキスのガッシャン衝撃も今の状態ではダメージです。

申し訳ございませぬ。いつもいつも。メリークリスマス!とか書いている会報がロシア正教のクリスマスより遅れるかもしれません。

全ての忘年会をキャンセルです。泣きました。本当に泣きました。
私が楽しい酒の誘いを断るなんて。

ということで、すみません。
これは大学の講義でも即決休講レベルなので(39度程度の熱なら休講はない私が!)不可抗力です。

また、年賀状に関しても同様です。
年始を祝える状態ではございませぬ。

みなさまよい年越しを。


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全版下はあがっている;表紙をプリンターは吐き出している。iPhoneでがんばって撮った。

メリークリスマス

プレゼントが欲しい!っていう欲望がいちばんふさわしくない日だと思います。

いい歳してサンタさんを待ってるそこのキミ、貧乏臭い事おやめなさい。
大人なら、サンタは待つものじゃなくて、なるもの。
あなたが誰かのサンタさんになるのです。

自分が今、何を他者の前に(プレ)差し出す(ゼント)事ができるのか
そんなことを思う日ではあります。

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某女子大教卓。(今年は年賀状にしたりしません!たぶん)

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自宅書斎一画...。私にしてはものすごく片付いている...。
会報をこれから作ります。みなさま楽しい夜を。

「今宵あなたは誰のサンタクロース?」

...というのは、昔、某阪◯百貨店内にうちの会社が出店していた頃、私が書いたDMハガキのコピーである。恥ずかしい。でもコピーライトの仕事は悪くはなかった。撮影も面白かった。何もかもはじめてでキラキラしていた。
まだほとんど夏なのにクリスマス商戦の商品選んで、撮影をして、コピー書いて。
実際のクリスマス時期には次の夏用のコピー考えてた。


たのしかった。

あれから20年。

私、ホントにサンタのカッコしてるとは思わなかったわ。

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某大学教壇。シュウカツ最中だかでスーツが多い客席、冷たかったw。
だからこそ、つきあってくれたお客さんありがとう、愛しています。

衣装アウトレット市販品。私、手が長いんですよ。XSサイズだと手が...。
ユザワヤでチープなレースを調達。袖口に縫い付けた。
安っぽいコスプレ衣装にはチープなレースにチープな靴が合うな。
下品でええな。素敵だ。
ついでに裾にも縫い付けた...(つもりだった)。
じっさい縫えてなかった...。イケアのミシンのせいだ。
でもそこはコスプレイヤーなので、最悪の事態を考えてテープ止めはうってある。


そう、最善を尽くすだけじゃ不十分なのだ。
常に、最悪に備えてなければならないのだ。

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えっと、"楽屋"。


メリークリスマスだね。


夢を売ろうと思ってる人間は、自分が夢を見てちゃいけないんだって。


誰かのサンタさんになる人は、クリスマスなんかなくていいのである。


それでも、サンタさんを待つしかなかった頃より、自分が誰かのサンタさんになれるほうが、いい。

映画『世界一美しい本を作る男ーシュタイデルとの旅』

ええと、もうSQ54メルマガを書き終わったので完結でいいのだけども、メルマガの文字数制限は540文字なのであんなに舌足らずになるのである。

忘れないうちにここに存分に書き散らしてみよう。

パンフ500円。四六版に近いサイズでペラッペラ。生成りに黒の端正な文字で美的。好み。買う。
パンフ内でコメントを寄せているのは出版系の人と写真系の人と映画監督だが、もっとぜんぜん畑の違う人のシャープなコメントなら面白いのに。

原題はHow to Make a Book with Steidlなのかな。『世界一美しい本を作る男ーシュタイデルとの旅』なる邦題...。ううむ。ノーコメント(常に邦題に文句のあるひと。笑)。でも今回はそう悪くはない。キャッチーなところ狙わねばならない事情はよくわかる。
シュタイデルでさえ「ベストセラー作家なんかの売れる本を作っておいて、その利益を使って、売れなくてもイイ本を作るんだ」って言っていた。どこかの某ヴィトンも確か同じようなことを...。大量ベストセラーアイテムを高額で買ってくれる一般的な日本人がたくさんいるから、本当のセレブ相手のクリエーションオーダーシステムを揺るぎなくやっていける、とか何とか聞いたことがある。

この映画はドキュメンタリー映画である。ドイツの小さな出版社、シュタイデル社のゲルハルト・シュタイデルの仕事を追った、いわば『情熱大陸』だか『プロフェッショナルの流儀』だかああいった番組系統の。本社スタッフわずか35人の小さな会社に、錚々たる一流人の支持が集まる。

アナログな本作りがうんぬん〜という前評判だったので、自分が製本をならっていたことなぞ、あるいは製本学校に通い始めた頃の情熱を思い出して手作業って素晴らしい!ってなるかなと思ったが、とんでもなかった。そんな乙女チックなロマンだの夢みたいなことではなかったのだ。極めてデジタルかつパンクチュアル。ああ、ドイツ人。でもこれが現実なのよね。(出典:「悲しいけどコレ戦争なのよね。」ガンダム、スレッガー中尉。私がついていけるのはガンダムまでだった。エヴァ以降のそっち系につまづく。進撃の巨人をとにかく受け容れられない...。それについてはまたそのうち語る。)

なんだっけ。そう。ヨゼフ・ボイスをこよなくリスペクトするらしいゲルハルト。出版社というより研究所、だと本人が言うとおり、なんだかラボなのである。もっとイタリア系の工房的職人の雑然とした仕事場みたいなものを期待したのに、病院みたいだ。真っ白でカルテ用みたいな棚に書類が詰まっていてデジタル機器があって...。そして社内ではゲルハルトも白衣なのである。仕事っぷりはまさにドイツ的。合理的かつ頑固かつ冷酷かつ沈着。清潔剛健一辺倒かと思えば、これが妙に人間臭い。展示物の本の汚れを指に唾つけてこするし、社内に飼い犬と思しき犬がうずくまっている。お世辞にも綺麗な犬とは言えない黒い雑種系の老犬。一瞬しか写らないけど、しどけなくてだらしなくて、そこがいい。かわいい。何度でも言う、かわいくない犬を見た事がない!

なんだっけか...。そう、卓越した外科医みたいな仕事っぷりに、あの16世紀の解剖医師ヴェサリウスのモットー「迅速に、愉快に、確実に!」を思い出したが、彼は研究所内でオペレートにあけくれているのではない。世界中どこへでも飛ぶ。いい本を作るためにならイギリス、フランス、アメリカにカナダ、そしてカタールの砂漠へも。
「旅は好きじゃないが直接会って打ち合せするのがいちばんいい。2、3ヶ月かかる仕事が4日で終わる」と。そのスピードでダイナミックに仕事をこなしても、アポは1日に10件、数年先まで作業予定は埋め尽くされているという。

本のもつ質感、重さ、ページをめくる感触と音、紙のフィーリングにとことんこだわり、本の匂いフェチらしい彼の、精密機械的かつフリーハンドな本作り。強引かつコンセンサスを諦めない手腕。自社のなかで、企画、デザイン、編集、印刷、製本に至るまですべての工程を一貫して行うシュタイデル社の本づくりは明らかに功利主義に対する逆行である。だがゲルハルトのそれは究極の功利主義と一致して見えて来て、私は映画館の客席で幸せな混乱に陥りはじめる。
彼のレクチャーによると、本の匂いというのはニスの匂いだそうだ。合成ニスを用いると紙の匂いが損なわれるからシュタイデル社では油性ニスを使うのだと言う。そのドヤ顔に、専門家とオタクの紙一重を見る(笑)。
オフセットにするか活版にするか、そのメリットデメリットをきちんとクライアントに説明し、絶対に相互の合意点を測る。クライアントは神様です的な言いなりには絶対ならないし、また自分の理想を押し付けることもない。そして必ず自分の眼で見て手で触れて自分でクライアントと対話しなければ納得しない。本自体の値打ちはもちろん、書店に並んだときの光景まで想定して、ベストの製本を提案する。クライアントが彼をないがしろにしてスタッフと直接やりとりしようものなら...猛烈に拗ねるし抗議する(笑)。

この人はいったいナニモノなのか。

この映画のなかで並行して進められているプロジェクトのひとつが写真家ジョエル・スタンフェルドの写真集。この写真家がまた優柔不断であれやこれや注文を出しては煮え切らないのだが、ゲルハルトは見限りもせず無視もせず鵜呑みにもせず、「迅速に愉快に確実に」工程を前に推していく。キレのいい粘り強さ? ジョエル・スタンフェルドの手がけたこのドバイの写真シリーズは『iDubai』というタイトルでシュタイデル社から出版済みだが、タイトルの通りiPhoneで撮影したものだ。悪趣味の極みを追求した結果の表紙(!)が世界で最高級に洗練された写真集として完成するシーンの鮮やかさが今も脳裏に焼き付く。iPhoneという現代最先端デジタル機器を紙の写真集という極めてアナログなものにおとしこんでいくという作業は何を意味するのか。私のなかで何かが大きく揺らぎ始める。アナログとデジタルの交換可能性? オリジナルと複製の有機的な関係性?

万に近い書籍に埋もれ地下室で暮らしている私にとって、電子書籍の登場はまったく歓迎できないものだ。もともとデジタル機器と相性が悪く、今もこのiMacの不調に悩みながらこれを打っている私にはもはやそれらは敵でさえある。シュタイデルの映画だってその感覚を後押ししてくれるものに違いない、と思いきや、期待の遥か斜め上を彼は駆け抜けた。
どこまでもアナログで高品質な紙媒体の本を作る小さな出版社。生身でコミュニケートし、自身の五感ですべてをとりしきるゲルハルト。しかし、彼は軽やかにデジタル機器を使い、その旅には常に5台のカラフルなiPodがお供になっている。

私は大きな勘違いをしてきたのかもしれない。
デジタル化するこの世界で、紙媒体の本であることに価値がある。とゲルハルトは言う。
デジタルはアナログの敵ではないのかもしれない。
それはむしろ、アナログのものを美しくするものであり、逆もまた然りなのかもしれない。それらは没交渉なのではなく、通底してより美しい世界へと繋がる可能性を秘めているのではないか。

私は、もしかしたら、近いうちに、あれほど抗ってきたiPhoneなるツールを手に入れようとする、かもしれない。そして私なりの『iWien』をそれで撮ってみたりも、するのかも、しれない。
それを敗北だとか時代に流されたとか、もう思わずに。

ところで、最近私はリモワのサルサエアーの購入をさんざ検討した挙げ句に、なんとなく目移りしたサムソナイトのイノヴァスピナーを購入したのだが、そのリモワをゲルハルトは仕事で愛用していた。
ときに78万ドルの価値のある紙束をぎっしり詰め込まれる彼のスーツケース。紙類を詰め込みすぎてわずかに蓋が閉まらないスーツケースを前に彼が取った方法に眼を見張った。内装の仕切りのクロスベルトを全てカッターナイフでちょん切ったのである。そこに一切の躊躇もなかった。このベルトさえなければファスナーが閉まる、明確である。リモワの正しい使い方を見た気分だが、私は彼のリモワのスーツケースにだけはなりたくない(笑)。

でもそれは爽快な体験だった。この映画は確かに、私のなかで新しいものを取り込む余地を奪っていたベルトを切ってくれた気がする。

ただ「丁寧に本を作りたい」だけなのだそうだ。そのシンプルさが、ここまで複雑性に対しての強靭さを生める。素敵だ。

で、17日東京で本の話するんですけど...! これどなたか来てくださいませ、心よりお待ちしております。

海賊的な...

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女学院さんのラウンジとやらが集合場所です、素敵...。

はい、ハロウィン飛ばしますよ、どんどんいきますよ、もう。

えっとこの海賊も市販でRM製。
備品が欠けているのでアウトレット放出されたものがたまたまサイズなんとかいけたので。
袖の黒レースはユザワヤさんで買って来て自分で縫い付けました。
なんか寂しかったので、サテンの腰布もオリジナルで縫いました。
帯にしてスワロのスカルを貼ってみた。

本当はコルセットのど真ん中にスワロ貼りたかったんですが布がもちそうになかったので。
肩ひもゆるすぎなので苦肉の策でクロスさせる、超あせった(笑)。
チョーカーは手持ちのそのへんにあったブレスレットです。なのでキツいw。

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女学院さんのハロウィンパレードはみなさんものすごいクオリティ高くて、ホントに眼の至福でした。
先生方も素敵だった。


この衣装は実は女学院さんではじめてフルで装着したので慣れてなくてみっともなかった、恥ずかしいです。
前日なんか薬の副作用で倒れてて、しかも午前がミニスカポリスという二回廻し...(笑)。
撮られまくった全部の画像を回収したいです。ええい、忘れてください。

なんか講堂まで移動するらしいです。鳥目で夜は自動車運転も絶対できない私にはハードル高い。

しかもアイパッチで片目が塞がっている。

すみません、横にずらして両目で見てたので全部の画像がたぶん気持ち悪いことになってます...。

段差踏み外しそうな夜の校舎をイケメンマネさんが腕をとって介助してくれます。なんて素敵なのだ。

イケメンマネさん、自分も血だらけ眼帯なのに...。
あ、講堂で必死で学生にまぎれて擬態していたのに壇上に呼んだりしないでください。心臓に悪いです。

(すみませんすみません、隠れまくってて。どうしていいかわからなかったんだもの...。)


ああ、今年のハロウィン楽しかったなあ。
ほんとうに絡んでくださった皆さんありがとうございました。

懲りずにまだよろしく!


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もういい加減カーテン変えたい...w

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なんとなく棺に入ってみる...。どうやって写真を撮るのかしばらく悩む...。条件反射でそのまま就寝しそうになる。

またクリスマス、何かやらかしましょうぞ!

ミニスカポリス的な...その2

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ええと、木曜日のこのコス、今年バカ売れだったみたいなんですけど。
LA製は何より安いしわりと地味で無難ですね。

これクオリティ悪くないけど、素材不明で皺が絶対に伸びません。スチームでも蒸しタオルでも無理。
帽子もひどかったんですが、アイロンかけたら布塗料が溶けてアイロンがダメになりました。
月曜の女子大のときも帽子はこれ被ったんですがひどい形のまま。
意地でもかたち直しました。熱湯処理しました(笑)。完全ではないですがなんとか。

バカ売れしているということは人とかぶる危険性があります。
週末にUSJにも着ていったんですがいました。でもがっつりインナーだのスパッツ着てらして...。
こういうのは思い切りですよ、そこで変な羞恥心を出すのは野暮です。
それように出来てるんです、そういうものとして。
(私もこのあまりのペラペラさにせめてネクタイだけでも...、と思い、ネクタイ自作しました。
 だがしかし...この超安っぽいゴムネクタイのほうがハマるんです、このコスには。不思議です。
 結局アイロンだけかけてそのまま採用しました。無駄だった。作ったネクタイは私服に使います。)
人とかぶったときがコレ系のコスの勝負なのかもしれません。
着ぐるみとか特殊メイクとかお笑い系でなく、この手のコス着る人はある程度コスいと思うんで(笑。自分含め)。
アレンジとプロポーションの勝負ですよ。(本能で勝負に出ようとする元コスプレイヤーorz)

とりあえずハロウィン当日なのでこれで講義をする。
超アウェイの大学なのでまだ客席に期待してなかったんですが、これがわりとすごくて嬉しい誤算でした。
とっても嬉しかったわ、ホントありがとう。

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ミニスカポリス的な...。

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ハロウィンウィークですことよ...。
長年の布教の成果、名門私立女子大でもなかなかに仮装してくれたお客さんが多かったですことよ。
マイノリティとマジョリティが反転する愉快さを久しぶりに体感できました、ありがとう。
そう、過半数が仮装してくれりゃ、まともな学生がマイノリティになるんです。
「目立つのはイヤ、恥ずかしい」が逆転してしまうわけですよ。
ザッツ、コミケの法則。50万人もヘンタイだのオタクだのいるあの場所じゃノーマルが変人と化すわけです。


今年は教室移動があるので小規模にしかオレのステージ、いや教卓を飾れなかったですことよ...。
IKEAの蜘蛛の巣コースターをオーナメントに使いましたわ。

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コート羽織ってそのままおうち帰ってきましたよ。
ガーラントとオーナメントはまだ使う(他の大学で。できれば来年も使えればいいですわねえー←非常勤は明日をも知れぬ命ですから毎回の講義が真剣勝負ですw)ので、とりあえず部屋に吊るしてみる。
「コレはヒドい!」としか言いようのないIKEAの布ですが、もう目が慣れてきました。棺あけたらIKEAの布。

さっさとニーハイソックス脱いでみた。あったほうがいいの?

カオダシも本名出しももちろん躊躇しますが、まあ、いい。もういい。
ネットコワいけどそこで固有名と生身ですことよ(矛盾)。
どうでもいいけど、カオナシってカオありますよね。(今日カオナシの仮装してくれたコがいた!)
女子大生はいいな。若いコはいいな。何着てもええもんな。そこ"だけ"は羨ましい!
ハイ、大人(...いやあの、まあええねん!)のコスプレは痛いのは分かっていますことよ。
でもニシカワタカノリが半ズボンを履く限りはほぼタメなのでいけると思いますことよ。

数ヶ月がかりで金に糸目をつけず完コスを自力縫製制作してきたワタクシが!
この私が!ペラペラテロテロの市販コスを嬉しそうに着用する日が来るなんて!
堕ちたもんではないですか。でも、言い換えればやっとそういうのをシレッとやれるようになったわ。
大人げなさを楽しめる程度に大人になったってことです!ポジティブ。

こんな格好で大学で講義するのはいかがなものかと言われりゃそりゃそうです。
でもハロウィンとかクリスマスに講義があるなら、面白いほうがいいじゃない?
休講にするわけじゃなし。...いちおう真面目にこの日も講義は遂行してますん。

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スカート着脱式です。やっぱニシカワタカノリ信者としてはここは脱いでいかないと...。(4限に脱いでみたw)
ロンパースですよ。倒錯だなあ。40代の着るロンパース。
うわあ、ホットパンツだ。すごい短さだ。ああ、この丈の感触はまさに...

↓コレです。このときを思い出したわ。(当時の相方の制作した衣装ですけどね、コレ)
これから10年以上の歳月が流れたんですね。
でも、あんまり変わらないですね、プロポーション的には。むしろ今の方がイイと思う。


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長く生きてみるもんですね。

人生は楽しい。

自殺用品店の息子

ライブ初日本番と歯医者のアポの間に開いた数時間の空白にすっぽり嵌る映画を探して、『スーサイド・ショップ』にいきつく。

あのパトリス・ルコントが手がけたアニメ映画。ミュージカル映画でもある。
ルコントといえば『髪結いの亭主』と『仕立て屋の恋』。
『スーサイド・ショップ』なんてタイトルにせずに『自殺用品店の息子』でいいじゃないか。
(いつも映画の邦題に文句を言う人になってきた...笑。でも『クロワッサンで朝食を』だの『眠れぬ夜の仕事図鑑』はないだろう←会報参照。)
原題は『Le Magasin des Suicides』。原作の小説タイトルでもある。

私は美術作品に関してオリジナル至上主義ではない。どちらかといえば「小説が優れていることを知るために作家の肉筆原稿を読む必要があるかね」的なマグリット主義である。しかし、映画のオリジナルタイトルにこだわる傾向があるようだ。

「あるようだ」という他人事的な感想は大事である。
芸術作品を見る、ということは、自分がどんな人間であるのか、自分も知らない自分を見ることに他ならないからだ。

♪あの日あの時あの場所で〜、出会った作品がどんなふうに印象に残ったか、それはそのときの自分の「写真」なのである。

この映画の観賞後、地下の映画館から地上に出て、秋晴れの空を見た。
そのときにリフレインしたのは
♪運命は魅力的で、予期できない"回り道"
という映画のなかの1フレーズである。それが現在の私の姿を表象する何か、なのだろう。

自殺用品を専門に扱う店...。一部のゴスロリ系やメンヘラ(失礼)がいかにも好みそうな小道具ね、と思えば、さすがルコント、あなどれない映画だった。「人生に失敗? 私たちなら失敗なく死に至らしめて差し上げます。」というショッパーの文言、「これで死ねなければ全額返金」という真摯(?)さ、必然的に一期一会で二度とは来ない客への明るい接客。きわめてドライに描かれる自殺。他者を死なせ続けるために自らは生き続けるしかない人たち。奇妙な両義性がこの映画には満ちている。

「過去はいつも新しく、未来は不思議に懐かしい」とは生田萬の名言だがそんな風情の大都市が舞台。自殺者はひっきりなしの街でひときわ繁盛するのが、トゥヴァシュ家が切り盛りする「十代続く」老舗自殺用品専門店。ロープ、剃刀、毒薬、毒キノコ、ピストルに日本刀に至るまで、自殺希望者の欲望を必ず叶えるためのツールが揃っている。金のない浮浪者にはビニール袋とセロテープを無償提供するサービスの良さ。日本刀を振り回す店主の名はミシマ。母はルクレス(ルクレツィア・ボルジア!)、陰気だが実は色っぽく肉感的な長女の名はマリリン、悲観的な長男はヴァンサン(フィンセントのフランス語読みである。フィンセント・ファン・ゴッホのヴァンサンだ。)。エスプリというよりブラックユーモアである。フランス語が少しでも分かるとより楽しいだろう。家業にふさわしく、笑うことなど決してない一家に、赤さんが生まれる。その赤さんが突然変異なのか何なのか、異様に陽気でポジティブだったことから巻き起こる波乱の物語。

ルコントがミュージカル?しかもアニメ?...と思ったが、これが理にかなった手法であることはすぐに分かる。アニメはその名のとおり、自発的なアニマであり、けっして実写の代用品ではない。アニメでなければ幼児に父親が煙草を吸わせて間接的に殺そうと企むシーンも不可能だろう。(最近どこかの国ではアニメの中で大人が煙草を吸うシーンにさえもクレームがくるらしいが。苦笑)

そう、生真面目に家業を守る父が殺意をいだくほどその末息子は明るかった。いつも朗らかに笑っていて、父に殴られても疎まれてもその輝きは曇らない。自殺を邪魔し、客を笑わせ、そして陰鬱な姉にじつは「美人」であることを気づかせ、家族を変えてゆく。

もちろん、「正しい」映画ではない。人々に死をもたらす自殺幇助の家業なんて、そもそも人道的に許されるはずもない。しかし、理念的に正しいことと人間の現実の間にはこんなにも隔たりがある。そしてミシマもルクレスも、まったく割り切っているわけでもない。ミシマは精神科医のカウンセリングを受けているし、ルクレスはときどきほろりと客に同情して涙を流す。

ネタバレすると、「自殺用品専門店」は底抜けに明るい末息子アランの計画的な悪さによって壊滅状態になり、やがてマリリンとその恋人によって「クレープ屋」に変わる。ミシマは日本刀でクレープを自由自在に造形して大人気店になるのだが、それでもミシマは自殺志願者には即死できる毒入りクレープをこっそり手渡す。疑問に感じる受け手は多々いるだろう。でもそこが私には深かった。
ラストシーン、アランは父を笑わせるためにビルの屋上から身を投げる。アポトーシスという言葉が唐突に私のなかによぎった。細胞自殺死。母体を生かすために自らは犠牲になって自発的に死ぬ細胞のことを。
ところが、アニメである。アランは死ななかったのだ。ビルの下ではその友人たちがクッション的なものを持って待ち受けており、トランポリンのようにアランは空中を行き来し、父を笑わせる。原作ではここで死ぬのだろうきっと、と反射的に思う(どうやらそのとおりのようだ)。しかし『フランケンウィニー』の結末でフラン犬(!)のスパーキーが生き返ったように(あれも死ぬほうがまっとうな結末であることは確信する。しかし、鑑賞者の私の心情は、整合性とか教訓とか物語とかどーでもいい、なんだっていい、矛盾でもいいから、スパーキーに死んで欲しくなかった。それはもう祈るような気分だった。そしてティム・バートンはその通りにスパーキーを生き返らせてくれたのである。嬉しかった。端的に幸せだった。)、ここでも誰もがアランの死を望まないことは事実である。

そう、正しくはない。整合性に欠ける。でも、それが人を救うこともある。それを教える映画が『自殺用品店』という皮肉。
真実でも正当でもない「絵空事」ゆえの強さ。私が「芸術」を愛するのはそこである。


この数日前、私は東京ディズニーランドを訪れ、アトラクションのホーンテッドマンションに乗っている。イメージ的に近いかもしれない。また、ティム・バートンの雰囲気もあるような(ルコント自身、ティム・バートンからの影響を少なからず認めている)。とにかく、荒唐無稽にもかかわらずどこか繋がっていて、緻密でドライでクールにもかかわらベタで人間的な体温とユーモアがそこにはあり、救いのあるダークなのである。

ルコントのこの映画の「役者」選びのポリシーは「一般的に知られていないけれど、私が才能を評価している役者」だという。「有名な役者を起用するのはイメージを崩しかねない」。なぜなら「聴覚と視覚が同時に進行しなくなり、画像を見る注意力がなくなってしまう」から、と。声優は地声が分かるようではだめだ、ということのようだが、個人的に深く賛同する。私は、芸能人声優を使った最近のアニメにいささか興ざめしているからだ。


自殺は絶対にいけない!とは違う形で、
たしかに、観賞後に「風立ちぬ、いざ生きめやも」と呟かせる映画である。

会報発送見込み他につきまして

たかだか集中講義が重なっただけでものすごく消耗していてすみませぬ。
愛犬が弱っていることにも弱っています。

そして色々とまた身辺不安定になっておりまして、ゆく先のことを考えるとキャパが一杯です。
日本という国で大学非常勤講師というのは職業としては成立しません。(道楽ならいけるかもしれません。)
とにかくバイト先か仕事かを探さねば死んでしまうのですが、今のライブ他の持ち場があるうちはそこは守らねば。
何かございましたらお声かけくださいませ。真剣です。わりと真面目に働きます。
(精密機械系と主婦系には向きません。やったことのある職種は、大学講師、OL、ライター、エディトリアル、コスプレイヤー、本屋雑貨屋飲食店他接客業、ベビーシッター、テープ起こし屋、その他です。あ、奥さん業はダメですが性癖上メイドには向きます、料理以外の家事は水準以上にこなします。)

シュウカツより会報が先ですね。スケージュル帳上では本来なら今日投函予定になってます。

相変わらずおしてすみません。昨日封筒に判子は押しました。今日は宛名書きをします。
え?本体? 大塚国際美術館ってどーよ的旅日記は書き散らかしています。あと、CT論をというご要望があったのでコレ幸いと再載しようと...。その他のコンテンツを今考えています。来月初旬には必ずお届けします。年4回のお届けも保証いたします。本当にすみません。


ええと、女子大のファイナル、地味すぎると怒られましたが(そういうお客さんはさぞかし派手な衣装を着用されていたんでしょうね? 他人を踊らせる前に自分で踊ってください。)、ミッキーエプロンをつくったんですよ。今度の製本講座にも着ようっと!(え。)
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ユザワヤさんで買った布の原形。着用時のピンの写真ないんです、今度撮ります。

何でもない日の...

海の日は大学は出講日である。でも祝日である。
お客さんもいつもより少ないかもしれない。
そして海の日に屋内の教室で座学というのはちょっと気の毒な気がしないでもない...。
ここは私が頭でもクルクルにしてみよう(思考回路が微妙にショート気味なのはいつものことである。)と。

去年(海の日だったような...。このブログをさかのぼれば出てくる)猫耳を作ってくれた綺麗なおねえさんがお団子を作ってくれた。
髪の毛が赤さんなみに少ない上ショートボブである。
せいぜい小龍包くらいのがニ個できればいいなと思ったら、鮮やかな手つきでみるみる肉まんみたいに!
たまにこういうの楽しいですね、自分も知らない自分にこんにちわ。

自分の影を見て気づく。ミッキーマウスみたいだと。


ライブ(講義)はもちろん通常なので輪転機をまわしてプログラムを印刷する。
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K林さん撮影。着替える前にすでに激写されていた...orz。
カメラ付き携帯か携帯付きカメラかしらないが凶器ね(笑)。

ツイッター他のを再掲...。
ちょっと頭痛をもよおすIKEAのカーテンと不釣り合いに横たわる棺は無視していただくとして...。
へっへっ。

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へっへっ。

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ノースリーブバージョンは一般公開できないわ。

ちなみにエプロンをミシンで作成したのだが無駄だった...。
なんとなく蛇足だった...。
いつ使うんだろう、チャイナドレス生地のサロンエプロン。