スクエア54新規メンバー募集

...を開始しました。

「究極に地味で孤独な水商売」と言われましたが、その通りです(笑)。ある意味でアバンギャルドじゃないですか。
無料でいくらでも読める素敵なブログも、フリーの綺麗な冊子も、そして聴講無料の有名な方の講演もいくらでもある時代に、無理があることも、分かりきっています。
これが何かの片手間か余暇の道楽や趣味なら楽しいだろうなあ、とも正直思います。
それでも、か、だからこそ、か、とにかく3年だけと思っていました。

自分がギリギリの分だけ、お客さんや会員さんに対する感謝はビビッドに切実になります。会報を楽しみにしているとおっしゃる方、ライブが面白かったと言ってくださる方に支えられていることへの「ありがとう」を返す術は私には会報やライブしかありません。

決して内輪受けなどではなく、疎外でも甘えでもなく、もっともいい状態でのコンセンサスをバックに、スクエア54の生身のライブでしかできないことを、そして直接個人に郵送の会報でしか書けないことを、追いつめたいと思います。
また、2013年度は秋頃に講師を招いて製本系のワークショップも企画しています。

4年目に大義名分はもうありません。これ以降の数値に記念碑的なものもありません。だからこそ、ここからが本当のはじまりなのかもしれません。5年目を今は考えてもいません。

スクエア54のモットーというか、私の掲げるそれは"CARPE DIEM"です。

アナログ極まりない者がアナログ極まりないモノをネット上で募る違和感は常にあります。
住所も名前もある誰かの2013年に、スクエア54という名称の私個人が接触できれば...と望みます。
デュシャンの「アンフラマンス」のように幽かに、
ロラン・バルトのいう「月面着陸」のように軽く、
サイ・トゥオンブリの線のように不器用で自由に。

HPトップの桜色の"スクエア"からアクセスください。紙媒体の案内文と会報付録部分を抜粋したミニサンプルを郵送いたします。先着25名様には2種のサンプルを用意しました。

会員数がスクエア54内での定員に満たなかったとしても2013年度は決行します。また会報制作の作業上、会員数は2桁が限界です。まずありえないことですが3桁の会員数は今後も想定外です(笑)。


CIMG4099.JPG
4年前ローマのお店で直感で選んできたふたつ...(笑)。

2/16@東京自由大学&2/23@高槻現代劇場

2013年になってもまた落ち着かない日々で、レポでもあげようと思いながらなかなかできず。

ほぼ無職に近いフリーターのニートでひきこもり(笑)、しかも無趣味なのになぜ忙しいのか、自分がいちばん不思議です。

退屈という言葉は私の人生に一秒もありません、それだけは自慢できるのかもしれないです。

2月は初旬は「採点の祭典」で大わらわ。登録学生さんが多いことは本当にありがたいのですが、そのぶん試験の答案の扱いや採点処理には神経を使います。
最近の大学生は文章を書けないとか、平気でコピペをしてくるとか、言いたい気ももちろんありますが、「最近の学生」なんて人はいないのです。学生はひとりひとりが生身で人格もある固有名。そのなかには、ネットからそのまま盗作してくる◯◯君もいれば、丁寧に私のライブを聴いてくれた上で見事にまとめてくれる◯◯君もいる。それだけです。ひとりひとりに別個に向き合うように出席票すべてに目を通し、答案用紙を読むこと。なかなか難しい作業ですが。

そのまま会報12号の作業に突入。どんなに急いでもかかる必要な時間と、必要な作業がようやく少しだけ掴めてきました。両面コピーをミスることもちょっとだけ減ったし、裁断も少しだけ早くなったし、折りも山谷逆にする前に考えるようになった。シートを千切りながら切手を貼るのも、封筒にスタンプを押すのも早くなりました(笑)。同じ形態で2年会報を出し続けてようやく、です。まだまだ、ものすごく雑な作りの会報ではありますが、11号より12号、12号より14号(え?13号? あれはなんか特別編成にする予定。12日のライブ終わってから東京で考えて下旬に作業します。)と少しずつマシにしていきたいです。

ライブもそう。テーマがなんであれ、最新のライブがいちばんよくなくては続ける意味がありません。

2/16の東京自由大学のライブは、鎌田東二先生に仕切っていただいて、私のもっとも恐怖する質疑応答の時間もとても楽しく過ごせました。ライブをして楽しいと単純に思えることは実はそうはないのですが、久しぶりの感覚で(もしかして福岡でのライブ以来かもしれない)初心の感じが身体感覚に戻りました。
刺青論は何度か話してきた内容ですが、今までで一番オーソドックスかつシンプルな"曲調"で伝えたいことを構成、準備期間は限られていたのですが、いま私にできるライブはあのレベルなのだと思います。
ご来場いただいたお客様、そしてお世話になったスタッフの方々に心より感謝いたします。ありがとうございました。


2/23の高槻現代劇場、芸術学の学習会のライブ。人形論はすでにあちこちでやっているのですが、思い切ってチェコアニメも文楽も使わず、デカルトなどの自動人形に医学史(解剖学と生理学)をリンクさせる新しい斬り方をしました。時間との戦いだったので恐怖満開だったのですが、常に何か新しいフレーズを取り込んでいかないと自分が飽きます。付け焼き刃でリハをするなかで医学の歴史と身体の見方、そして芸術といういままでにないバイパスが自分のなかにできました。今後、ライブに取り入れていければと思います。
こちらも、ご来場ありがとうございました。そして、幹事さんにはいつも本当にお世話になっておりますが、これからもお世話かけます!(断言。笑)。

高槻が終わったら数日オフを取ろうと思いつつ、論文指導やスクエアの次期をどうするかの決定や打ち合わせや、わが地下室の修理など、高速回転で本日に至っております。12日のスクエア54のライブリハに専念したいのですが、なかなか回らず。コワいですね(笑)。付け焼き刃ですよ、書斎に山のように文献積んで。でも少なくとも私の場合、時間かければいいものが出来るわけでもないので。今この限定された状況のなかでどこまでできるか、それを面白いと思うのです。(だからコスプレをやってきたのかもしれない。ものすごい制約があるからこそシンプルに集中できる。)
久しぶりの新曲...とはいえ、ヴェサリウスやハーヴェイ他に関しては高槻と被るのでそうでもないか...笑。


『付け焼き刃ですが、何か?』というタイトルの新書を出して売れた夢を見た...ツイートをしましたが、私の人生は「とりあえず」と「付け焼き刃」でできています。卑下でも逃げでもなく、持続する「とりあえず」はひとつの強度になるかもしれないと本気で考えてます。そして、付け焼き刃ですぐに切れなくなるからこそ、絶えず付け焼き直しつづける刃は秘蔵の宝刀よりわりといい仕事する、かもよ!(笑)。

メーテルのコスプレ

写真を...と言われたので、再度あげますが、これでライブをしろとか簡単に言わないでください(笑)。頭がどれだけ重くて孫悟空状態に締め付けられて、ウエストしんどくて、さらにどれだけヘビーな静電気との戦いになると思ってるんですか!?

ウィッグは吊るしで160センチ。使った黒布はウェディングサテン、トリミングは結構いいフェイクファー。ブーツは市販で普段遣いのもので代用してます。ウィッグ着用を想定せずに帽子を縫製したのが間違いであり、しかし結果的に二次元キャラの頭の小ささを考えるとこれで限界でもあり...。

CIMG1921.JPG
二次元キャラのウエストには無理があります。縫製してしまうともう入れこむしかないですが、コルセットつけないとファスナーあげるのは危ないです。


CIMG1918.JPG
慣れないつけまつける...笑。

CIMG2051.JPG
だんだん毛が広がってくる...。

CIMG1998.JPG
毛に埋もれる...。

撮影は2011年のものです。とりあえず、こんな格好で銀河鉄道に乗って旅をするのは無理だとおもいます。

会報12号の発送と内容の訂正

スクエア54の会報12号は2月13日に郵便局から発送いたしました。

会員さまで未達の場合は来週以降に、お問い合わせくださいませ。
また、落丁やページネーション異常の不良本がございましたらお取り替えいたします。なにぶん手作業ですので不安を覚えております、ご遠慮なくご指摘くださいませ。

9頁に「異常」がございます。2段落目の文章。

誤↓
 私がチョコレート展で記憶に残っていることはひとつだ。リンネである。入ってすぐのところにカカオの木の学名をテオブロマ・カカオと名付けたのはリンネだと書いてあったのだ。テオスのブロムでテオブロマ、「神の食べ物」の意味である。本来チョコレートはとは「苦い(または熱い)水」の意味であったことを、神は随分なものを食されるものだと思うが、おお、カール・フォン・リンネ。

訂正↓
 私がチョコレート展で記憶に残っていることはひとつだ。リンネである。入ってすぐのところにカカオの木の学名をテオブロマ・カカオと名付けたのはリンネだと書いてあったのだ。テオスのブロムでテオブロマ、「神の食べ物」の意味である。本来チョコレート〈トルツメ〉とは「苦い(または熱い)水」の意味であったことを認識すれば、神は随分なものを食されるものだと思うが、おお、カール・フォン・リンネ。


 今思い出しました。
『本来チョコレートは「苦い(または熱い)水」の意味であったことを思えば、神は随分なものを食されるものだと思うが、』にまずしてて、「思えば」と「思う」が重なるのがウザくて一瞬止まったことを...。
 その次の段落も語尾に「である。」が3文連続して重なっていて(私こういうの嫌うんです...)、焦りが見られます(笑)。1頁だけどうしても空いてしまったんです、ページネーションの割り振りで。スパーキーの中綴じ部分だけ先に版下コピーをあげてしまっていたので変更できず。ピアスの長文に中綴じのスパーキーまたがせるのは不格好すぎたし、ピアスの長文のフォント落として6頁に入れ込んだり試行錯誤したのですが、最終的に初志貫徹で1ページ急遽ここを駄文で埋めようと画策したのであります...。魔の9ページ、学びました。申し訳ありません。

とりいそぎ。

ツアーファイナル

真摯なコっぽい記事を書くとそれはそれで恥ずかしいので、お客さんが終演後に撮ってくれた女子大のツアーファイナル衣装を挙げてみる。こういうことのほうが羞恥心がない私。

このウサギ耳、小学校の帽子みたいにやっぱゴムひも前処理だったんですけど...。
リアルバニーガール耳も持参したのだがアレは髪留めないと固定不能なのである。猫耳と違ってウサギ耳は重量がネックだ。風に煽られる比はT.M.RevolutionのBurnin'Xmasコスの羽根帽子の比ではない。(BXコスが強風の日に弱いのは帽子よりマントである。どうでもいいけど。あれは雨にも弱い。ダチョウ羽根の染料が落ちるのである。どうでもいいけど。) 耳をピンと立てて年中発情しているウサギさんは偉い。だらしなく耳も肉も垂らしている愛犬いちたろうくん(ミニチュアダックスフント、オス、15歳)にも見習って欲しい。

ウサギは人間でもないのに年中発情する希有な動物である。
だからバニーガールはエロティックだし、プレイボーイのシンボルはウサギなのだ。
(ただ...常に発情というのは、発情期がないということかもしれない。
 ...全瞬間がピークの人生はつまり平坦だろうし、全場面がクライマックスの映画つまんないだろう。)

ちょうど写真がぶれていたし、サイズ下げましたが...。
すみません、左右の愛しのわがマネージャーさん、写真あげて問題あれば言ってください。美形の方にモザイク処理するほうが失礼なので
bunny.JPG

スクエア54会報12号発送遅延と次期のお知らせ

前号の会報11号で12号は2013年1月発送予定とお知らせしておりました。(今発見したのですがその部分誤植ありました、すみません。)しかし、現時点の見込みで2月前半製作進行予定の下旬までに発送というスケジュールです。いつもながら申し訳ありません。

次にお届けする会報は、スクエア54が当初目指した会報12号までの継続(つまり3年)というクールの最後の会報になる予定でした。しかし、2013年4月からもスクエア54の継続を決めたため、13号以降、4月以降の会員募集や活動体制などの見直しと吟味などを行うつもりです。あまり変わらないと思いますが、それでも会費をいただいて募集する限りは契約であり、きちんと文言化して1年の取り組みをお約束せねばなりません。

自室で座ってクリックするだけで無料の情報が溢れていて、探せばいくらでも著名な方の秀逸な文章がネット上で閲覧できる時代に、無名無芸の私が会費とチケット代をいただいて紙媒体の手作りの会報を郵送し、電子機器を一切使わない恐ろしく時代遅れなライブに足を運んでいただくことがどうなのか、いまだ分からずにいます。

4年目のスクエア54に会員さんが集まるのかという不安。
(...とりあえず3年!ということしか実はあまり考えていなかった。
 ...それは思った以上に困難で、しかし思った以上にあっと言う間でした。)
新規に募集する手だてをもたない故の失速やむなしの予感。
(...私の広報の怠慢です。しかし会報は個人同人誌状態、ライブも完全にソロ、会場確保はくじ運次第の現状で、どうも恥ずかしくて自分から自分をどんどん売り込むような真似ができません。「オレの歌めっちゃええねん、聞いてくれ!」とか「オレのライブ来て損はないよ!」とか「いい文章書くよ!」なんて私には言えません。自信がないのではなく、それはお客さんが決めることだからです。自分がダメだと思うモノは提供しない、そんなことは当たり前すぎて声高に主張することではないでしょう。)

4月から非常勤講師先をまたひとつ失ったため、ほとんど無職状態の地盤の寄る辺なさと不安定さのなかで、最低1年クールを存続させていく事。そこに対しての気持ちはすでに固まっています。

来月の今頃には会報と次期会員募集要項がアウトしているはずです。
スクエア54は会報を紙媒体で郵送するため、お客さまのご住所と本名を必要とします。会費納入も郵便局か銀行にわざわざお振込いただかねばなりません。現代という時代にはそのワンステップのハードルが高いことは承知ですが、そういう面はこれからも変わらないと思います。
決まり次第、このHPでもお知らせいたします。

4期めのスクエア54の会員募集は2013年2月末頃から4月末日を予定しています。

最低限今まで以下にはしませんし、なりません。どうぞよろしくお願い申し上げます。

スクエア54のこれから

スクエア54のライブは、小さな貸し会議室でお客さんが3人もいれば成立してしまうような小さなもの。
そのときどきで、お客さんはたくさんいらしたり数人だったり(私にはその波はまったく読めない。笑)。
自ら大々的に宣伝することも、チケット代を必要経費以上に徴収することも、【超拡散希望】ツイートも、私にはやっぱりできない。(リツィートしてくださったり、広報してくださったり、お友達を誘ってくださる方、ほんとうにありがたいです。)
15年以上やってきても、ライブをすることはどうしても慣れないし、そしてひどく恥ずかしい。

そして、大学の大教室で数百人を前にしている講義以上に緊張する。汗だくになる。
それをプレッシャーと呼ぶと潰されてしまいそうな気がするので、「緊張感」。
スクエア54に来てくださるお客さんはすべて、単位だの時間割の都合ではなく、自らの意志で自らの時間を割いて足を運んでくださるオトナの方々。それぞれに何かしらのプロに近い方々。

大学という大組織に守られたホールライブではなく、スクエア54はいわば私にはストリートで武者修行みたいなもの。
4年前に某大学をリストラされたとき強く思ったのは、とにかくライブができる場所が欲しい、ということだった。
じゃあ"路上に出て歌う"覚悟があるのか、と自問したとき、怠惰で臆病な私が意外にも「YES!」と自答したのだ。
自分が一番驚いた。
生きていくために他の仕事を探すことより、先見えなくてリスク大きくてもライブをする方を選ぶのか、と。
そんなにライブ好きなの?と。(答えはもちろんNOだ。好きだなんて言うには私には苦手すぎて過酷すぎて。)

「どんなことがあっても、何を言われても、どうトラブっても、絶対に最低3年は維持する」こと。
「他人任せにせず、自分の手を動かし、自分の目で確認し、自分の頭で判断し、自分個人で全責任を取る」こと。
その他いくつかを自分のなかで条件にして、数ヶ月の準備期間ののち、2010年の1月10日に正式に立ち上げた。
当初パソコンもネットも使わないことを考えていたけれど、結局HPを立ち上げ、やがてツイッターだのをはじめた。
会報の形も変えたし、メールマガジンも出した。
あれから3年、決してうまくいったとも、いっているとも、これからいくとも思えない。
迷って、泣いて、書いて、話して、読んで、考えて...、走り続けた3年だった。
でも、どうしてみても、それが悪いものだったとは思えないのだ。
はじめたとき、3年後つまり2013年1月10日の私がどんなものか、予測さえつかなかった。
怯えながら一歩踏み出したあのときの私に、今「悪くはないよ、ありがとう」と言える。


一昨日、2013年1月10日、朝から激しいアクシデントに見舞われながらも私は某大学で普通に講義をしていた。
8日のガーゴイル系の新曲ライブのリハに正月から追われていたし、他の大学のファイナル講義も重なっていた。
正直に告白するなら、スクエア54の3周年の記念日であることさえ完全に忘れていた。


何周年とかいう記念の呪縛が、19世紀末以降に顕著なものであることを昨日建築の文献を見ていて知る。
世紀の数だけ世紀末はあるのになぜ19世紀末を指すのか。
それは文化や思想や芸術や政治や宗教などがもはや、数値の区切りの訴求力に勝てなくなったからだと。
たしかに2000年という数値に人は踊ったし、誕生日を執拗に祝うし、創立だの生誕だのデビュー◯周年はもはやそれ自体で商品化されイベント化されていく。


・・・スクエア54は3年という区切りを最後に今後、数値以外のアイデンティティを追求します。

スクエア54は続けます。
3人以上お客さんがいればライブはやりますし(30人以上とかになるとそれはそれでスクエアっぽくないような...笑)、少なくとも数百人の登録者がいてくださる限り無料メルマガも書きますし、もしも今期継続してくださる方がいくばくかでもいらっしゃれば、あの会報を書いて刷って編んで折って綴じて、おひとりおひとりに郵送します。


私の人生は「取るものも取り敢えず」の連続で構築されています。
「とりあえず、つづける」。それが実際のところかもしれません。
それは、続けていけない理由が結局今の私に見当たらない、ということでもあります。
スクエア54は取るに足らないような個人のアナログの活動ですが、お客さんはじめたくさんの方々に支えられてきました。
だから「取るものも取り敢えず」、まだやっていけます。
それでも、なにかテイクしていただけるものをご用意できれば...と考えています。


明日は東京で、普通に、スクエア54のライブをします。それから、また、大阪で、それから...。


SN3E00461.jpg
...明日のライブのプログラムができました。


「愛がなくてはならない」

2013年があけました。

晒される前に晒しとく、のが正解かもしれんと思うので、年賀状パターン1を晒してみる。今年はパターン3まである。(出典「文句言われる前に文句言っとく!」by 清春さんライブMC)

ねんが3.jpg

そろそろジブンダイスキ年賀状が顰蹙を買うことは分かっている。え、遅すぎると? 時間軸はひとそれぞれ。ボディに守られた乗用車の体感速度と生身むき出しのレーシングカートの体感速度の顕著な違いである。(私はレーシングカートのライセンス所持。)
両親からも「恥ずかしい、やめろ」と言われるが、私の年賀状から私が消えて干支の絵だの花だの空だのになったら、ある意味もうダメだコイツと思ってください(笑)。あと、宛名書きが印刷になった場合もとてつもない異変が起こったと思ってください。

もとい、ともあれ、2013があけました。
来月末まではギチギチに忙しいので私は正月気分を3月半ばに返上いたします。時間軸は人それぞれ、ハイ。

年末はバクチク@武道館にちょろっとお邪魔したが、感想は「オープニングの櫻井敦司の衣装、私似合いますよ。」に尽きるw。世界観も曲もビジュアルも確かに素敵なのだけれど、客席の私の疎外感は否めない。また『JUPITER』を聴ける、それはとても幸せなセットリストだけれど、でもあのときが凄かったからこそ上書きしたくない、というわがままもどこかにある。だいたい、櫻井はもう♪今夜も一人で眠...ったりしないだろう(笑)。
最近のニシカワタカノリのライブにも同様のことは感じるし、そして最近のコミケも同じ。たとえば今、シェイキンだのトゥインクル〜だのをニシカワに歌われても、それは違うのだ。それが単なるファンサービスや懐古を越えるのは、新曲をミリオンにするより難しいことなのだ。(清春さんは何度か、あの1997新宿ロフトを越える『Like A Angel』を小さなハコでその後演っている。ライブハウスでそういう瞬間に立ち会える幸せはもう奇跡に近い。ちなみに黒夢再結成@武道館のLike a~は私は評価しない。) だからこその「ライブ」なのである。そのときそこに立ち会うしかないのだ。
90年代ニシカワがライブ最後に歌ってた定番曲♪トゥインクル〜に「ああなるほど、これがT.M.Revolutionさんの"ジュピター"ですか」と言ったバクチクファンがかつていたが、そういうことである。

けっして劣化ではない、それは成長である。少なくとも私が今見ているバンドに関してはそう評価している。ニシカワもBTもそして、AKBも。

紅白出演の浜崎あゆみが劣化したというツイートがTLにあふれたので、後から録画を見た(便利な世の中だな、利用はするが愛せないわ)。彼女はよくやってると思う。少なくともテレビ見ながらクダ巻いて紅白に文句つけてる大衆に「劣化」だの「終わり」だの「下手」だの言われる筋合いはない程度には戦っている。でも、よくやってると思わせる時点でどこか敗北なんだと思う。そこが痛々しい。本来浜崎あゆみは痛々しさを纏って似合うコのはずだが、最近それをまったく着こなせてないのがセンスの劣化といえば劣化である。

ニシカワタカノリィの無言カウントダウンで年が明けた。今年もそんなんなのだろう。
ん?映像の状況からしてホワイトブレスを歌った後、カウントダウンしたんですよね? 
30日に東京から戻ってきたらテレビがつかなかった。地デジではないので切れたのかと思えば、そうでもなく。紅白を見るべく、書斎の本をかき分けて本体まで辿りついていじったりつついたりして、叩いたら映像は出たが、音声は出ない。今も復旧していないが、べつにテレビなくてもいいと思っているのが根本原因。

話は変わるのだが。

年末30日、雨の東京で『フランケンウィニー』を見た。成り行きである。
美術館が全部閉まっている東京なんて本当に退屈なのだ。本屋も文具屋もなぜか混雑しているし、致命的なことはお金がないのである。お金があれば私だってマッサージ行ったりおいしいもの食べたり買いものしたりする。東京は貧乏人にアミューズメントを提供してくれない場所である。
それでもけちらずに3Dバージョンを選択。こういうことに数百円を惜しむことの損失は計り知れない、と経験値が言う。映画館のホットドッグとコーラを諦めなさい、と(笑)。
...面白かった。ハマー映画『ドラキュラ』のクリストファー・リーが劇中劇にそのまま出て来たり、雌犬ペルセポネが『フランケンシュタインの花嫁』と同じ髪型だったり、日本人名のトシアキのペットが『ゴジラ』になったり、スラブ系の先生がヴィンセント・プライス!だったり、エドガーがもろに『ノートルダムのせむし男』だったり。スパーキーがフラン犬(!)になる描写はそのまま映画『フランケンシュタイン』だ。
最後までひっかかったのは、ニューオランダという地名と、あちこちにばらまかれるオランダのイメージ。でも謎は解けた。風車だ。あたりまえだ、フランケンシュタインなのだもの。

「科学にいいも悪いもない。だから使うひとに左右される。科学には頭が必要だがハートも必要だ」と先生は言い、そして学校を追われる。そう、「愛がなくてはならない」のだ。

最後のシーンは物議を醸すだろう。あのまま死ぬべきだったと思う。生き返ってはならないと思うのだ。それが正しいのだと確信する。しかし、それ以上に、なんでもいいからとにかく生きて欲しいと思う個人的な本音が先に立ってしまった。そして映画はそのとおりに...。
いいのか悪いのか。

ただ、わたしは、救われた。

「虚無の正論」でなく「ギリギリの本音」の方に人がかぶく時代に、芸術は成立しないのかもしれない。私はそれを危険だと思う。でも「愛がなくてはならない」とも思うのだ。


頭と心、生身と精神、どちらも殺さずに2013年もライブをします。


24日のライブ写真あげてくよ(ハム速風)

12月24日は世間では振替休日らしいが、某大学はキリスト教系にもかかわらず振替休日を休日にするという粋なことをしてくれる。つまり通常出講日だ。♪チャンス到来!
学生はどうだか知らないが、私はダルいとかイヤだとか全く思わない。イレギュラーはのっかるためにある。

それは、私に対する挑戦状としか思えない。
なにか仕込んでやらかすしかないのである。
しかも3、4限が同じ教室で、昼休みと5限は空きではないか。与えられた使命を感じる。
最近の大学生のノリは(前期も書いたが)いいとはいえない。
だからなんだというのだ。
オレはやるぜオレはやるぜ!(『動物のお医者さん』の漆原教授の犬ぞりのハスキー犬風。)
おそろしい忙殺のなか、店舗用のぼりとかツリーとかサンタ人形とかサンタエプロンとかサンタ帽子とかデコレーションとかを夜な夜な楽天で買い占めた。もったいないからぜひ来年も使いたい...。

ミニスカエロサンタ衣装とかやりたいが、だめだ、客席とかぶる。
♪若いコには負けるわ
よし、半ズボンだ。ニシカワタカノリには負けないわ。
(どういう論理なのか。)

(いや、だってBurnin'Xmasコス↓は搬入が大変すぎる。)
sq5.jpg
これ、衣装は元相方のです。私の製作衣装は白バージョン。

(ホワブレコス↓は、胸部が...コミケのイエローカードでは済まないだろう。)
sq3.jpg


当たり前だが講義自体はきちんと遂行せねばならない。それが第一の公務であり責務である。音楽論とオランダ絵画についてしゃべらねばならない。ここはコスプレ会場でも屋上コスプレ広場でも後楽園コスプレフェスタでもないのだ。キラン。
ひそかに潜入していた卒業生タラコをめざとく客席に発見。今日のカメラマンを確保。

で、半ズボンだ。ニシカワ的に言うと「半ズボンの神が降りてきた」のだ。
悪巧みをしている顔(嘘です)。
sq8.jpg

「いいかお前ら、オレがセンターだぞ!」(嘘です)。
sq7.jpg

UTAGEのあと。リア充女子大生の撤収は早い。きょうはありがとう。げんきでね。
sq9.jpg

まあいい、オレは満足である...。
sq10.jpg

(私以外のお客さんの顔が極力分からないように配慮しましたがもし問題あれば言ってください。)


また怒られたらどうしよう。でも割と真面目に講義はしているのです。
ただ生きてるだけで後ろ指さされるような人生だから(笑)、だからこそきちんと押さえるところは押さえるし、クォリティの基準は自分で高く設定してキープする。無理目が狙い目。保護色をまとうのでなく、媚びを売るのではなく、たとえ風当たり強くてもそれが私の行くべき道。

昼休みに仕込みをしていると、ただ単に空き教室で弁当を食べていただけの学生が「この授業おもしろそう...」とつぶやいていた。おもしろくするんですよ、魔法ではなくアナログな人力で。


年内の公演が終わりました。

「人はいつも愛するものについて語りそこなう」ロラン・バルト

そんな言葉で年内のスクエア54のライブが終わりました。
会場の中之島公会堂あたりはイルミネーションが綺麗で。雨に滲む光が私は好きです。
でもライブのときは余裕がなくてうわの空で、きちんと記憶できていないのが残念。

今年もスクエア54は色んなコンディションのライブがあって、ダッチロールな状態でしたが、それでも、少なくともそのときどきのベストを狙うスタンスだけは軸としてありました。

ライブにお越しいただいた方に心より感謝いたします。みなさま、よいクリスマスを!

次回は2013年版の私をお楽しみいただければ幸いです。
新年は8日大阪、13日東京からまたライブをはじめます。

CIMG3454.JPG

雨に滲むウィーン10区。(本文とは関係ありません。)
市電の音が終日聞こえるこの窓辺が私のお気に入りの場所。