『アール・ヌーヴォーの官能曲線』

 西洋美術史シリーズのなかからあらためてアールヌーヴォー、ユーゲントシュテールあたりに着目。作品紹介ではなく、それらを生み出した19世紀の科学や技術との関係、時熟ゆえの頽廃的な香りを含め、官能的にうねる独特のカーブの背後にある秩序について観察する。蔓のように伸びるその曲線は19世紀末の都市を覆い、生活空間のインテリアへ忍び込んでいった。ウィリアム・モリスからはじまったこの植物的かつ生命力に満ちた様式の、酩酊の渦のなかに入り込んでみたい。
(2014/11/27の大阪公演を再編集)

2015/05/06(水・祝)※祝日の水曜日の公演となります。
東京都現代美術館 第二研修室 14:30〜16:30 [ 終了致しました ]