『道化、その埒外の強度』

かつて不具者を宮廷道化師として王の傍に侍らせる風潮は何を意味していたのか。神に愛でられた「おめでたい存在」はいかにして人を笑わせたのか。社会から弾かれているがゆえに弾けている者たちの恐ろしい強度とはどんなものか。宮廷道化師からコンメディア・デッラールテ、サーカス、旅芸人、トランプに至るまで、道化、フール、ピエロ、クラウン、ジョーカーのエンターテインメントの秘密を探る。

2012/06/21(木)
大阪市立総合生涯学習センター 第1会議室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

『可視のもたらした仮死』

たとえばEXPO(万博)が企んだ目に物見せる権力の誇示。あるいは、断面図、美術館、百貨店、パノラマ、パノプティコン、タワー、メディア...本来見えないはずのものを一堂に見ようとする装置と工夫。近代の人間のとりつかれた可視への欲望のグロテスクさと性急さを考える。やがて遠視になった人々はもはや見ることをやめ、網膜に映すのみになっていく。「すべてを見たい欲望」が近代以降「都合のいいものだけ見たい」に必然的に変わるまでのプロセスを「見る」。

2012/06/09(土)
大阪市立総合生涯学習センター 第4会議室 14:30〜16:30 [ 終了致しました ]

『文字から見る日本語の魅力と特性』

各言語が持つ文字は、文法以上にそれ自体でその国の文化を雄弁に語る。中心なくつながろうとするひらがな、カリソメのカタカナ、そして絵画と文字の中間者である漢字...。日本語の書字はアルファベットと違い「肉体」を持つ。その特殊であやうい位置と凛とした世界観に触れる。シニフィエとシニフィアンの考察、西洋のカリグラフィーとの比較などから、東洋文化の特質もあぶりだしていく。(2010『書をめぐる旅』のリメイク再演)

2012/05/24(木)
大阪市立総合生涯学習センター 第5会議室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

...会場のキャパが少し小さいため、定員に達しました。ありがとうございます。(5/23 22:00 タガワ)

『旬なきJ-POPに見る現代日本のカルチャー』

AKB48前線が停滞中だが、J-POP論(2010/5/4大阪公演)と『日本文化の表象的特色』(高槻ゲストライブならびに2011/5/28東京公演)をミックスしてのリメイク版。大輪の一輪咲きを愛でる国と違って桜好きの日本人は、いろんなものが一ヶ所に集まる詰め合わせ状態と幼く未完成で欠陥のあるかわいい様態を好む。表層志向とメディアのタッグから生まれた国民的アイドルから、現代日本文化をスコープ、いやスクープできれば...のようなことを考え中。

2012/05/08(火)
大阪市立総合生涯学習センター 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]