『印象派という光明』

定員となりました。ありがとうございます。
4月4日(金)に大阪市立総合生涯学習センター第2会議室にて同内容の再演を行います。
少々日程が空いてしまいますがよろしければそちらもご利用くださいませ。 すでにご予約いただいている方で、そちらの方がご都合よろしければ承ります。(1月29日16時42分、タガワ付記)


 日本人が好む「印象派」の絵画だが、じつのところ、印象とは何か。今までの美術と決定的に違う点はどこか。印象派の語の由来となったモネの『印象・日の出』の何が印象的なのか、から改めて問い直す。光をとらえようとした彼らの絵画は、それ自体が現代美術を手引きする誘導灯となった。美術に興味のない人にとっても、いちばん「ゲイジュツ」っぽい絵画であろうと思われる印象派の魅力を探っていく。

2014/02/05(水)
大阪市立総合生涯学習センター第4会議室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

『19世紀末という祝祭』

 世紀末、といえばそれだけで19世紀末のヨーロッパ文化の風潮を指す。アールヌーヴォーに象徴主義、官能と頽廃と幻想と死の影。クールベの写実主義に棹さすように増殖する装飾的な要素と、精神的内奥への侵攻。ミネルヴァのふくろうの華麗な飛び立ちと、「神の死」により開くパンドラの箱の様相をいくつかの具体的作品を見ながら考える。ある意味で、芸術が"健康的"なものでなくなった時期、と言えるかもしれない。"世も末"の行く末を、芸術を中心に眺める。

2014/01/24(金)
大阪市立総合生涯学習センター第7研修室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

ゲストライブ『病める天才たちの強度』『病いとしての芸術』

第13回芸術学の学習会
『病める天才たちの強度』 ~話者 田川とも子
『病いとしての芸術』 ~話者 小林昌廣


田川と小林昌廣氏のダブルキャストです。

2014/01/12(日)
高槻現代劇場306号室 午後 [ 終了致しました ]

詳細は芸術学の学習会HP

※スクエア54主催以外のゲストライブになります。

『写実主義とラファエル前派 〜理知の彼方』

 「見た事がないから」を理由に天使など一切描かないと豪語した写実主義者クールベは、その代わりに何を描いたのか。クールベの時代に絵画はとんでもない敵に遭遇することになる。写真技術の確立だ。写真技術との戦いを強いられたクールベの写実は、ある意味で写真を超えた。たとえば、その成果をさらに鮮やかに拡大して見るひとつの装置がラファエル前派と言えるかもしれない。あまりにも写実が度を超すことによって、画面は空想以上に浮き上がる。そのメカニズムを考える。

2013/12/18(水)
大阪市立総合生涯学習センター第7研修室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

『新古典主義とロマン派美術 〜知と情』

 新古典主義といういささか言葉遊びのようなイズムは、新しい古典主義の意味である。ルネサンスがそうであったように18世紀の啓蒙思想はふたたび古代ギリシア・ローマに規範を求めた。秩序と調和、理想的かつ普遍的な美への回帰。そして同時にそのアカデミックで硬質な風潮に反発し、個人の感情や非合理へ耽溺するロマン主義が勃興する。18世紀後半からの絵画作品を取り上げつつ、新古典主義が支柱としたローマと、そのローマの文化から派生した"ロマンス"の間の振幅と機微を探る。

2013/12/06(金)
大阪市立総合生涯学習センター第1会議室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

『書物史 〜本という官能の襞』

 2010年4月に東京でスクエア54が最初にやったライブのリメイク(7/25大阪公演の再演でもある)。  本というエロティックな襞から見る文化史。  木の根本に垂直に交差した「本」。考えられ、書かれ、刻まれ、編まれ、刷られ、巻かれた束を「書物」という。デジタル情報時代だからこそハードとしての紙媒体が本来持っていた凄まじい技術と英知を再考する。  ビブロス(本)がいかにバイブル(聖書)から遠ざかったか...。電子ブックは"book"じゃない...!? 羊皮紙のためのスケープゴート...。「グーテンベルクの銀河系」からマヌーツィオの「壁のない図書館」まで、本の本分・本性・本質についてのほんのちょっとした話。

2013/11/17(日) ※注意。日曜日です。
東京都現代美術館 第二研修室 14:30〜16:30 [ 終了致しました ]

『古典主義からロココ〜華やぐフランス』

 シリーズ西洋美術史、イタリアバロックの次に来るのはフランス。太陽王ルイ14世の築いた絶対王政とともにフランスは世界の中心へと躍り出ていく。17〜18世紀のフランスのかぐわしき文化の栄華を美術だけでなく、歴史、風俗、モードなどから眺め、アカデミーとの関係や華やぐ宮廷文化や貴族を探る。女性と曲線と官能の時代ロココを再評価したい。

2013/11/26(火)
大阪市立総合生涯学習センター第6研修室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

『デザイン〜記号(サイン)を処理する技術』

 人間だけが自ら作ったツールに依存する。人工物、道具(道を具えるもの)、プロダクトと人の関係について、具体的な例を挙げながら時代や文化の変遷をみていく。デザインとは何か。その定義や意義、東西のデザイン観の違いなどを考えていきたい。(2011年春あたりのライブの再編集再演です。)

2013/11/09(土)
大阪市立総合生涯学習センター第1会議室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]

『舞踊論 〜ルネサンス以降の「人工的身体運動」の行方』

 重力に逆らわず腰を落とし重心を低く保つ日本的な身体性に対して、西洋的身体はおおむね上昇と飛翔を希求するのかもしれない。それが地にあまねく八百万の神と天上の唯一神信仰の違いに由来する、かどうかは分からないが、西洋のバレエを軸に文化史を眺めてみる。イタリアの宮廷舞踊に端緒を発したバレエがフランスやロシアで花開き、20世紀にダンスの抽象画が誕生するまでを、ドガの描く踊り子の絵が見せる暗い影の部分なども含めて変遷を追ってみたい。(8/9大阪の再演)

2013/10/19(土)
東京都現代美術館 第二研修室 14:30〜16:30 [ 終了致しました ]

ゲスト講演『舌耕芸としての漫才』

講師:小林昌廣(IAMAS 教授)

ぜひ続投をというリクエストで、前回の落語にひきつづき漫才で何かお話いただきます。

 漫才は落語とはまったく違った起源をもっている。まず「萬歳」から始まり、そこに放浪芸たるさまざまな音曲芸能が加わり、最終的には昭和初期に現在の「漫才」となった。今回はその歴史を振り返りながら、現在の漫才にいたる「ボケとツッコミ」の系譜について考察する。

2013/10/25(金)
大阪市立総合生涯学習センター 第7研修室 19:00〜21:00 [ 終了致しました ]